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どろろ [映画]

最近、少し春らしい風が吹いてる。天気も良くて空がきれいだ。

雲に隠れてしまった夕陽だけれど、一生懸命自己アピールしている気がした。

土曜日、映画「どろろ」をレイトショーで見た。レイトショーでも集客はなかなかのもの。

『どろろ(柴崎コウ)』、『百鬼丸(妻夫木聡)』と手塚治虫の人気からか。映像化するのが不可能と言われ、古い作品にも関わらず映像化されていなかった。

この不可能なことが最近は出来てしまうところが日本映画のスゴイところ。

この作品は妖怪退治の話ではない。ストレートに言うと世の中から捨てられた二人の自分探しの物語である。

妖怪によって身体のほとんどが奪われた百鬼丸が妖怪を一つ倒すたびに、奪われた体の部分を取り戻すという設定。しかもなぜそうなってしまったかを探す旅。真実はとても厳しい結果なのだ。どろろは戦国の戦いで両親を失って、生きるためにはこそ泥となった。百鬼丸との出会いによって、やはり本当の自分を探すための旅に同行する。

  • 妻夫木聡  →カッコ良すぎます。今までで一番と言える 。
  • 柴崎コウ   →こんなにどろろを再現してくれるとは。熱演に拍手!
  • 土屋アンナ →妖怪でも綺麗
  • 瑛太     →今回の役は・・・(のだめイメージか?、時代劇のせいか?)

改めてコミックを読むのが大変という人にも。大枠で「どろろ」ワールドが理解できるようになっています。面白かったです。

でも、周りのカップルから「で、何が言いたいわけ?」とか聞こえてきました(笑)

 追伸:妻夫木さん、3月公開の「蟲師」のオダジョーと少しかぶるかも。

 


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ミイラ・・・・・映画『LOFT』 [映画]

またまた、前回「ミイラ・・・・・古代エジプト展」に続いてミイラネタになりました。

計画的ではないのですが・・・        映画です。

ストーリー:

スランプに陥り、東京郊外に引っ越して来た女性作家・春名礼子(中谷美紀)。ある日彼女は、向かいの家に、得体の知れない物体を運び込む男を目撃する。男は、吉岡誠(豊川悦司)という大学教授で、ある研究に没頭していた。2人の出会い、それが千年前の眠りを呼び覚まし幾重にも連鎖する衝撃の事件へと繋がっていく…。
千年前、永遠の美を求めた女は、ミイラとなった。

監督:黒沢清
出演:中谷美紀/豊川悦司/西島秀俊/安達祐実

      http://www.loft-movie.com/

エジプトのミイラはCTスキャナで調べていましたが、映画LOFTのミイラはシートに包まれあっちこっちへ移動。人間のように抱きかかえられては移動・・・ちょっとな~~

過去のフィルムも見つかるのですが、その後ストーリーに何の関与もなし。

時間が交錯しているので、見ていても混乱してしまうのですが、ここは怖さの演出に大いに役立っていると思います。また、自分の記憶に自信がもてなくなったことへの恐怖描写(豊川さん)もなかなのもの。

この主人公といっていい演技力のある3人ですが、棒読み的な台詞。しかし、この棒読み的な台詞と表情の少ない顔が相まってますます怖さをかもし出していた(怖がりなもんで・・・・・・・・・・・)。

印象に残るのは、光の使い方、全体的に暗いのですがきれいな映像。中谷さんの表情。これが案外無気力な表情で進行していく。

嫌われ松子と今回の春名礼子の役では表情がこんだけ変わっています。

        嫌われ松子                        春名礼子

             

 方向は違いますが、どっちも違う意味で怖いストーリーです。

この中谷さん、次はというと、

 

映画「7月24日通りのクリスマス」11月3日公開となります。

   2作品続けてメガネつながりになってる。

 

話は戻ってこの「LOFT」の上映、テアトル新宿ですが、14日からは午前1回のみとなるようです。映画を見終わったら夜の方がいいんですけどね。怖くて~~~~~


 

 


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映画「手紙」試写会当選・・・ [映画]

今日、映画「手紙」試写会です。

 

応募していたところ、3日前にはがきが来て当選してました。

 

サイドバーに上げたとたんにはがきがきたので、ソネブロのご利益ではないかと。

 

原作が東野圭吾で、本当に見たい映画だったので、とっても嬉しかった。

 

しかし・・・

 

仕事の都合で行けなくなってしまいました。

 

 

今日は会議・・・・・・・・とほほ。

 

 

 


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拝啓 松子様 「嫌われ松子の一生」 [映画]

拝啓 松子様    

小説のあなたは、運が悪く、男に殴られ、だめだめな人生でした。

でも、一生懸命で、ひたむきで、さみしがり屋。

ぜひ、お会いしたかった。

 

あなたを想い数ヶ月、メイキングDVDを買い、

「嫌われ松子の一年」(中谷美紀著)を読み、(中谷さんの努力に乾杯)

キネマ旬報を読み、

ついに念願かなって、やっと会うことができました。

中島哲也監督と中谷美紀さんのおかげです。

 

 

あなたは私が思っていた以上に美しく、明るい人でした。

歌も、ダンスもうまい。    (なんで?)

そして、

 

変な顔

 

この顔を作るのに何回練習したのですか??

いつから追い込まれると変な顔になるようになったのですか?

 

自転車の立ちこぎがなんともたくましく、人を刺してベランダから飛んだ時の軽やかな身のこなし。

体育の先生でも良かった。音楽の先生でしたっけ?

 

愛するときのひたむきな努力には感動さえ覚えます。

ソープでも、スーパーでも、刑務所ですら、未来に向かって前向きに努力をされていた。

 

 あなたはだめだめ男の太陽だった。

どんなだめ男でも許し、受け入れた。

どんなに殴られても、誰かといるときのあなたは美しかった。

でも、一人のあなたはあまりにも悲しそうでした。

一人で、

「お誕生日、おめでとう」と言い、

お店でケーキを食べる姿に思わず涙ぐんでしまいました。

 

沢村めぐみさんとの楽しかった時期を見て、ここでも目頭が熱くなりました。

友達は少なかったけれど、良い人ばかりでしたね。

お父さんも本当はあなたを愛していたし、

妹の久美ちゃんはあなたの太陽だったのです。

 あなたは、それに気が付かなかった。

一番家族に愛されていたのに、

誰からも愛されていないと思い、愛を渇望した。

本当の愛は近くにあったのです。

筑後川を見て何を思っていたのですか?

 

     ♪ま~げて~のばして~♪

        ♪お~ほしさまを~つかもう~♪

           ♪ま~げて~・・・・・♪

また会いに行きます。

                                             敬具

 

追伸

松子ファンの皆様

この映画は、天才中島監督の作品のため、

最初に見ると映画の作りざまの凄さに驚き、松子さんに会えて嬉しく、

細かい配慮に嬉しくもあり、楽しい映画に見えると思います。

2回見ると、この驚きが減るため、人物に感情移入しやすくなるので、

本筋が出てきて泣けます。

可能なら2回見ることをお奨めいたします。

                               とも!より

                

http://kiraware.goo.ne.jp/index.html


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映画 間宮兄弟 [映画]

ikuraさんに200niceを踏んで頂きました。いつもご訪問ありがとうございます。

また、いつも見て頂いている皆様ありがとうございます。

前の記事、嫌われ松子の一生 メイキングDVDへコメント頂いたときに、

映画「間宮兄弟」も楽しみにしているというお話でしたので、少し書いてみます。

http://mamiya-kyoudai.com/

脚本・監督 森田芳光、佐々木蔵之介 塚地武雅(ドランク ドラゴン) 常盤貴子 沢尻エリカ.

 

面白かったです。間宮兄弟、好きになりました。

特に大きなアクシデントがあるわけではないのですが、間宮兄弟のほのぼのとした日常に、

こまか~~~いネタが豊富に盛り込まれていて、何箇所で笑ったのか覚えられないです。

映画の後半では、この雰囲気、終わって欲しくない・・・・・

まだ間宮兄弟と一緒に過ごしたいなどと思ってしまいました。

兄役の佐々木蔵之介さんが仙台に出張中、仕事も終わり寝る前に弟に電話をかけます。

特に用事があるわけでも無いですが、何だかんだいつもの会話があり、電話を切りますが、

そのときの台詞、(少し違うと思いますが)

 

「1日の終わりに話が出来る相手がいるということは、なんて幸せなんだ」

毎日、寝る前に今日の反省という話し合いをやっているところがなんとも可笑しいです。

家族、兄弟のありがたさを感じる映画だと思います。

 

嫌われ松子が、一人になりたくなかった、という話と比べてしまいました。

 

次回はお待ちかね松子です。

 


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嫌われ松子の一生 メイキングDVD [映画]

嫌われ松子の一生 映画がスゴイらしい!

山田宗樹氏の原作を読んだ時に、松子の「だめんず」ぶりがあまりにも凄まじいので、だめんずチャンピオンと呼んでしまいました。いろんな場面で、なんで、そうくるの(怒)!となっていたわけです。結局報われない最後は悲しいやらで・・・しかし、映画はなんとミュージカル!

さてどんな映画になるのか!

ということで、今回は中島哲也監督の仕掛けに注目してみましょう。

まずは原作、山田宗樹氏のコメントから、引用:http://kiraware.goo.ne.jp/comment.html

「物語の中の松子は不幸だったかも知れないが、
小説のヒロインとしての松子は最高の幸せ者だと思う。
松子に成り代わり、この映画に携わった全ての方に、心から感謝します。」

オフィシャルHPもド派手な作りです。http://kiraware.goo.ne.jp/

期待が膨らむコメント、思わず前売りチケットとメイキングDVDを買ってしまいました。

           

そしたらなんと、こんな本が付いてきた!

          

「Memories of  Matsuko」と書いてあります。赤いです。HPもほんとに赤いです。松子のイメージカラーなんでしょうか?中を開けると

          

映画のコマーシャルでも出てくる、松子の子供キャラ。

わずか22ページの本ですが、松子に会いたくなる内容です。

          

この映画、キャスティングが凄いです。中島監督の出演者へのコメントから。

ゴリ     さすが笑いのプロ。思いもよらないところでアドリブをポンポン繰り出してくれる。

竹山隆範  黒澤明監督が生きていたら、「まあだだよ」に使っていたはず。

劇団ひとり  立っているだけで笑わせられるの人は彼しかいない。

DVDも派手!

          

だめんずチャンピオンの松子キャラが今年は流行るんじゃないかと思うぐらいです。

来週土曜日27日から封切りです。皆さんも松子に会いに行きましょう、って完全に宣伝になってしまった。


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ALWAYS 三丁目の夕日 [映画]

昨夜、年内で上映が終了してしまうことに気が付いたので、

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を見てきました(レイトショーにチャリで行ってきました)

そして、昨日の夕日をアップします。

 

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スゥイング・ガールズ [映画]

 昨日の朝、雲ひとつない、抜けるような青空。

ということで、

今日は爽やか系でまいりましょう。

 

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